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2009年12月29日火曜日

今年も暮れる・・・

2009年も暮れる・・・。
僕は朝日より夕日が好きだ。
1日の終わりに安堵するから。
特に真冬の夕日が僕を照らし、足元から延びる長い影を見るたびに
1日の無事暮れることをいつも安堵する。

皆さまの2009年はどんな年だったでしょうか。
人の世の営みなど関係なく、日はまた昇り、そして沈んでいきます。
明けぬ夜はなく、消えぬ悲しみや苦しみもない。


拂意を憂うること毋れ(ふついをうれうることなかれ)
快心を喜ぶこと毋れ(かいしんをよろこぶことなかれ)
久安を恃むこと毋れ(きゅうあんをたのむことなかれ)
初難を憚ること毋れ(しょなんをはばかることなかれ)

『思い通りにならないからといって、憂えてはならないし、
思い通りになったからといってむやみに喜んではならない。
いつまでも安全無事だからといって、それをあてにしてはならないし、
最初に困難・災難にぶつかったからといって恐れ、尻込みしてはならない』

菜根譚

それではみなさん良いお年をお迎えください。




2009年12月16日水曜日

六分か三分か

大忘年会に出席頂きました皆さま、大変お疲れさまでした。
飲み会の席での各自のスピーチはなかなか面白かったですね。
冒頭にちょっと説明しましたが、三と一の会は2008年2月に第1回を開催して、前回の大忘年会が第22回。
延べ参加人数は256人となりました。月に1度の集まりですが、プレゼン内容だけでなく、その後の飲み会までも
毎回盛り上がる印象的なものになっていると思います。

さて、その席でちらっと話しました。与謝野鉄幹の「人を恋ふる歌」ですが、

「妻をめとらば才たけて 見目うるわしく情けあり 友を選ばば書を読みて 六分の侠気四分の熱」

ここでは、「六分の侠気」と言っているのですね。会のネーミングのもととなった菜根譚では「三分の侠気」なのです。
6か3か、どっちがいいかなんてわかるはずありません。そもそも量ることができないものですしね。
ただ、僕は「一分」では少ないかなと思うので、三分くらいがちょうどいいのではないかなと思っています。

「侠気」は「一肌脱ぐ」こと、「いっちょうやってやるか」といった採算度外視の心持ちの事だと思っていますが、
皆さんのお考えはいかがでしょうか。

さて、次回第23回は大新年会も兼ねようと思っているので、1月の早いうちに開催したいと思います。
決まり次第、また皆さんには連絡します。

それでは、風邪などひかぬように毎日を健やかにお過ごしください。
ごきげんよう。