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2009年8月2日日曜日

日本を今一度洗濯いたし申し候

また坂本龍馬ネタです。

タイトルの言葉、今ではかなり人口に膾炙してますね。
28歳のころに、姉乙女に送った手紙にあった言葉です。

龍馬28歳のころと言えば、土佐藩を脱藩して江戸に出てきて勝海舟の弟子になったころだと思います。
もしくは、神戸海軍操練所の塾頭になったころかな・・・。

いずれにしても、かくも気宇壮大なことを本当にやってしまったのだから、とにかく凄い。
しかも、何の悲愴感もなく平然とやってのけたところが、今なお万人を惹きつける魅力だと思います。
彼の場合は、自分のやりたいことをやるのに、時の幕藩体制が邪魔だったから潰してしまったというような感がありますね。

先日、この手紙の文句を、龍馬直筆の手紙(おそらく複製)でみたとき、
迂闊にもうるうる来てしまいました。

2 件のコメント:

  1. 田村です。

    最近気になっている数学者、岡潔。
    彼の本でこんなタイトルのモノが。

    「日本の国という水槽の水の入れ替え方—憂国の随想集」

    意識されたんでしょうか...

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  2. 別に「学問」があったわけではない坂本龍馬の文章は、
    簡潔であるからなのか、非常に物事を的確に捉えますね。
    「日本を今一度洗濯いたし申し候」とは、実にいい言葉ですね。

    岡氏の根底にはそれがあったのでしょね。私もそう思います。

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