「竜馬がゆく」を読んだ後の魂が震えるような感動は未だに忘れられません。
司馬遼太郎はあとがきにこう書いています。
「この若者の場合、天がこの国の混乱を鎮めるためにこの世に遣わし、その役割を終えた途端に天に召し上げたとしか思えない」
彼は確か33歳の誕生日11月15日に暗殺されています。暗殺犯は未だに謎が多く、特定できていないようですね。薩摩藩が後ろで糸を引いていたとの説もありますね。龍馬は戦争を必要なかったと思っていましたしね。徳川慶喜が大政奉還したときに、徳川慶喜に対して涙したと言われてます。彼は自分が商売(貿易)しやすい世の中になればそれでいいと思っていました。一方の薩摩は振り上げた拳の下ろし先を何としても見つけたかった。何としても戦争を欲した薩摩にとってみれば、龍馬は眼の上のたんこぶだったんですね。そう考えると、「龍馬暗殺の背後には薩摩藩がいた」と言われても納得してしまいます。「さもありなん」と・・・。
龍馬は大政奉還の後、「船中八策」を書き上げ、薩摩藩邸で西郷隆盛に新政府の青写真を示します。
その中に彼自身の名前のない事を訝った西郷の、「おはんの名前がみあたらんど?」との言葉に
「わしは役人にはならん」
「じゃ、何をすっど?」
「世界の海援隊でもやりますかいのう」
との会話がなされたようですね。
その場にいた陸奥宗光が書き記しています。
僕はこの下りが「竜馬がゆく」の中で一番好きな個所です。これぞ「坂本龍馬」ですね!
ヒイロ@関根です。
返信削除ふらっとblogを拝見してました。
僕は仕事で歌舞伎関係のフリーペーパーをやっているんですが
9月の演目になんと「竜馬がゆく」があります。
残念ながら現在の歌舞伎座は来年の春を最後に
取り壊されることが決まっており
現在さよなら公演と銘打って良い演目を多くやっています。
もしお時間がありましたら、現状の歌舞伎座のうちに
一度観劇されることをお勧めいたします。
僕は一度観てハマってしまい、月に1、2度観ています。
ご興味がある方がいらっしゃいましたらご一緒しませんか?
現地では僕がアテンドいたし、館内のご案内や
邪魔にならない程度の解説等致します。
そんな三と一の会番外編も良いかな、なんて思い投稿しました(^^)
こちらが演目のご案内。御参考まで~
返信削除http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2009/09/post_44-ProgramAndCast.html
ヒイロさん
返信削除偶然ですねぇ。
誰か興味ある人いるかどうか是非誘ってみたらいいですよ。
ちょっと興味あるかも。。。
返信削除ヒイロさん、次お会いしたときに詳しくお話聞かせて下さい。