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2009年9月3日木曜日

「変化」と「現状維持」のジレンマ

自民党が大敗しました。
僕自身は保守本流を自称していますので、自民党を是とはしませんが、
この大敗には驚きました。まさかこれほど負けるとは・・・。

かつて小泉純一郎が「自民党をぶっ潰す」といって、総裁・総理になり、
国民の支持率は8割を超えましたね。
彼が絶叫していたのは要するに「変化」です。

変化によって、失うものは明確にわかるのに、
変化によって得られるものは、あくまでも予想でしかありません。
不確実なものでしかありえないと思っています。

8割もの「変化」を支持した人は、その望んだ「変化」の先の今のこの国に
いかなる状況が出現したかを少しは思い起したらどうでしょう。

それでもなお彼らが、今は現状維持より、変化を望む一種の「賭け」に出ることを選択したのなら、
かつてこの国が中国と戦い続け、疲弊しながらも対米英戦に突入した歴史を「不合理」の名の
元に切り捨て、嘲ることはやめてほしいと思います。
あれは、「賭け」「乾坤一擲の大勝負」でしたからね、まさしく・・・。

と、いろいろ考えてしまいます。









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