人気の投稿

2011年11月7日月曜日

秋は夕暮れ・・・

ここのところ、めっきりと秋が深まってきました。

昨年はちょうどこの頃、「柿」についていろいろ書いていたのを思い出します。

今年はというと・・・。日が暮れ行くさまのもの悲しさに心をうたれます。

秋は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいてなどの連ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。

僕が感じる秋への思いは、1000年以上前に清少納言が言っていたことですね。彼女がみた秋の風景と、僕のみることのできる秋のそれは、明らかにことなりますが、それが映し出す心象は同じものだといえるのかも知れません。

今日はこれまで。

0 件のコメント:

コメントを投稿