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2010年8月20日金曜日

不思議な光景です

 昨日、鳩山由紀夫の別荘に民主党議員が160人が集まったとか・・・。
盛んにニュースで取り上げられてます。
新聞によると、鳩山グループなるものは50人くらいいるんだとか。


 何度もここで、彼の御仁については批判してきました。
僕とは思想上の正反対にいるのだろうと思います。いや、彼には「思想」などないと思っています。
その時々で中身の空っぽな言葉を羅列しているだけだと思うのです。


 今日言いたいのは、その思想でも言葉でもいいんですが、その是非ではありません。
その彼のもとに集って来る人々についてです。


 派閥の長というのは、要するに「親分」です。政治信条を掲げて集って来る人々を束ねる。
当然、「子分」の面倒もみるでしょう。お金もあげるのでしょう。それについては、とやかく言いません。
かつての自民党の派閥がそうでしたね。派閥の長を総理総裁に担ごうと、子分はいろいろ動きました。
鳩山由紀夫が総理になって、子分はそれまでの苦労が報われたと思ったでしょうね。
「これで、我々の政治信条の実現ができる」と・・・。志をもって政治家になったのなら、当然そう思ったはずです。


 しかし、実際はどうでしたか?普天間を巡るごたごたは、彼の総理としての資質ではなく、僕は人間としての資質、厚み、教養の欠如等々があからさまにでたことだと思います。プロセス上の齟齬でもないですね。しかも「勉強すればするほど沖縄にいる海兵隊の抑止力の重要性がわかった」などと言ったといいますから、空いた口がふさがりません。


 そんな人間のもとに、なぜ変わらず50人も集っているのかが不思議でならないのです。
自分の信頼してきた人間が、実はまったくの見かけだおしだと気づいたら、普通は離れていくものではないのかな。
僕には、やはりお金目当てだろうと思わざるを得ないのです。しかし、それが50人もいるというのが驚きというか、不思議なのです。集って来る議員たちは、政治理念や信条の実現はどうでもよくて、ただお金をくれるからなんでしょうね。それ以外の理由が何かあるのか、僕には見当もつきません。


 あれ、結局彼の御仁の話になってしまいましたが、普天間の代替地を探る場として全国の知事を集めた会議がありました。石原慎太郎に、東シナ海でもめる中国との領土問題の意見を問われ、「中国と協議して・・・」と答えて、石原慎太郎に「馬鹿」呼ばわりされてました。同じ問題では大前研一にも「あんな馬鹿みたことない」とまで言われてました。


 漢字の読めなかった元総理も「馬鹿」とよばれましたが、それと領土という問題を認識できない「馬鹿」、総理としてどちらが大罪なのでしょう。


 彼の御仁は東シナ海を「友愛の海として云々」と放言しましたが、それをいうなら、160人もの人が集えるその軽井沢の別荘地を「友愛の地」として、付近の人々に開放してから言ってほしいと思います。




 

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