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2010年9月16日木曜日

予想通り!

 「内閣支持率71%に上昇」


本日の日経記事です。


やはり僕の言った通り、「ほらね」と言いたい・・・。
はっきり言わせてもらうと、世の中これだけの「あほ」な民がいるということ。物事をきちんと考えればわかることです。
どのような設問かは知りませんが、菅総理でよかったかと問われれば「はい」が7割ならわかる。
でも、それを支持するかどうかは全く別の問題。


前に書きましたが、これを仕組んでやったのなら相当な策士が民主党内にいたことになりますね。


内閣改造、党人事について新聞は盛んに書いています。脱小沢路線か挙党態勢かと・・・。ある意味、小沢一郎という人間もマスコミが作りだした虚像だと僕は思います。マスコミはとにかく彼が嫌いらしい。万能の悪の化身みたいなイメージですからね。代表選後の「ノーサイド」を信じる人は誰もいないでしょう。埋めがたい溝、大きな禍根を残しましたね。


昨日は「9分間」菅・小沢会談があったとか。10分足らずとは驚きます。
小沢一郎は、6月の菅代表誕生の時は会談を拒否したんですよね。
自らの党の代表と会わないというのは、一体どういうつもりなのか意味がわかりませんね。
それが今回、対立して代表選に出たわけですから、選挙後の「ノーサイド」などあるわけがない。


 
同じく日経記事。


「日米関係のぎくしゃくぶりは、日中関係にも跳ね返っている。中国は明らかにわが国の足元を見て強硬姿勢をとっているのである。政治や経済の閉塞状況と、国際社会での孤立、あるいは社会の秩序、道徳の乱れなどは連鎖している。」


本日一面の「政治は再生するか【上】」で田勢康弘氏はこう書いたあと、以下のように続けます。


「政治の明確なリーダーシップがなければ、この状況から抜け出す事は難しい」




 まさしく、この通りだと思います。残念ながら民主党に限らず、自民党時代にもそれは明らかに欠如していました。その挙げ句が、今のこの国のありさまです。以前、中国政府の要人(江沢民?)が「日本という国はいずれなくなる」とか言ったらしいですが、それは現実になるかもしれないと絶望したくなります。


 政治家が民意によって選ばれるのなら、その民意のレベル以上の政治家はでないわけですから、政治の貧困を嘆くなら、民意、民度のレベルの低さを嘆くべきでしょう・・・。


 いつから、この国は「カネ」のことしか言わなくなったんでしょう。選挙の争点もすべて「カネ」ですね。鳴り物入りの「成長戦略」すら、結局は「カネ」のことです。こんな世の中なのに、人々はかつてホリエモンが「世の中金がすべてだ」というニュアンスの発言をした時、叩きまくりましたよね。公に関わる自らの関心事は全て「カネ」であるくせに、彼を叩く根拠は何なのでしょう。とどのつまりは自分にない「カネ」を、彼は持っているとうことへの嫉妬でしかないような気がしますがどうでしょう。
 
 消費税、年金制度、不況対策、すべて所詮は「カネ」の問題で手段でしかありません。考えるべきは、それを使ってどのような国にするかというビジョンでしょう。学校教育では「命」が大切と教えられ、それを使ってどう生きるべきかが教えられることはないように思います。「命」が大切なら、人間のそれも日ごろ食する豚や牛のそれも同価値。「人間の命」が大切なら、人間が牛や豚とどう違うのかを論じなければならないのにです。


 出るのはため息ばかりです。


 
 今日はこれまで。



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