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2010年9月23日木曜日

呆れるほどのこどもの国・・・

 尖閣諸島における中国船の領海侵犯、及び中国漁船の衝突という公務執行妨害という犯罪に対して、中国はまるでこどものような言い分を論っています。衝突のビデオまで捏造だと言っているらしいですね。映像では日本に曳航されてきた漁船にはどこにも穴はないのに、中国に返還後のそれには船首部分に大きな穴が開いており、「日本がやった」とまで言っている始末・・・。


 もういい加減にしてほしい、というか呆れて開いた口が塞がりません。まったく何という国なのか!


 新聞報道によれば、対米関係がぎくしゃくしている日本を試すためとか言われていますが、ここまで中国首脳が強硬な物言いをしている以上、もうどうにも引っ込みがつかなくなっているような気がします。


 日本は、今のところ毅然とした態度をとっており頼もしい限りです。前原外務大臣は良しとしても、100年前に事にも謝りたがる千石という官房長官の腰がいつ折れるか、それが心配です。


 JETROで調べてみました。日本の対中貿易額です。


2009年のデータですが、日本の対外貿易額の総計は輸出で54兆円、輸入で51兆円。そのうち、輸出で10兆円(18.9%)、輸入で11兆円(22.2%)が対中国向けの貿易額となっています。日本の貿易相手として、中国は輸出入ともにトップです。輸出に関しては第2位のアメリカのシェアは16.1%、輸入に関しては同じく2位のアメリカは10.7%ですので約2倍ですね。


 紛争までには至らないとしても、中国が振り上げた拳を下ろす先として、経済断交とか日本の在中資産の凍結とかいう事態になったとき、日本の貿易総額は上記の金額だけ減少します。当然GDPもどの程度か判りませんがかなり減少するでしょう。


 仮にそういう事態になりそうな時でも、日本はきっちりと筋を通す事ができるでしょうか。僕は筋を通すべきだとは思っていますが。無責任な意見ですが、政治体制が全く異なる国との付き合いは、深入りすべきではないと思います。もう中国は棄てておいて、インドとかベトナムとかに力点を移せばいいのにと思います。インドは親日の国ですし、ベトナムは中国の脅威に備えるため米国との軍事交流まで深めています。


 この事態、中国は折れることはないでしょうね。そうすると、「国内事情が持たないから・・・」とか言う理由で日本にこっそりとにじり寄って来て、日本は「長期的な関係構築に鑑み」とかいう言い訳で、その言い分を通す・・・。なんかこうなりそうな気がしないでもないのですが・・・。


 かつて中曽根首相が靖国神社公式参拝を取りやめたのも、証拠などどこにもなかったのに河野洋平外務大臣が従軍慰安婦騒動に対して謝罪したのも、すべて相手国の勝手な事情、即ち「国内事情がもたないから」ということです。もうそんな轍は二度と踏んでほしくありません。


 ここで折れたら、日本は韓国に不法占拠されている竹島まで完全に喪ってしまいますし、北方領土も永遠に帰ってこないでしょう。それのみならず、不気味に軍拡を続けそれを背景として東アジアにおいて横暴極まりないことを続ける中国に対して苦々しく思っている東南アジア諸国は、「日本頼むに足らず」と見限ってしまうでしょう。


 さらには中・韓はますます図に乗り、何でもかんでもごり押しして来るでしょう。「押せば引く相手だから」という理由です。もうそうなったら、日本の国はおしまいですね・・・。


 話は変わりますが、菅新内閣に入閣した岡崎トミ子という女史。国家公安委員長も兼務しているのですが、この女史かつて韓国の反日デモに日本の議員としての身分のまま参加するという、とんでもない過去を持ちます。こういう国賊が国家公安委員長の職につくなど、僕には悪い冗談にしか思えないのですが・・・。


 今日はこれまで。明日は組織能力とはその3です。







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