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2011年8月4日木曜日

66回目の終戦記念日を思う その2

Yahooからいける「昭和TV」とかいうもので、「男たちの大和」が無料で見られるようです。前にWOWOWでやっていたのを途中から観ただけですので、最初から観てみようとも思っています。

戦闘シーンはショボかったですね。それが印象に残っています。


「もう海軍に船はないのか?」

この大和の特攻作戦は、昭和天皇のこの一言から立案されたのかも知れません。沖縄への特攻作戦は、陸海軍ともに航空機が主であったための素朴な疑問でしょう・・・。ちなみに、「義烈空挺隊」という陸軍の信じられない特攻部隊がありましたが、これは沖縄の敵飛行場へ強硬着陸して、敵に損害を与えようというもの。殴りこみですね。数十機飛ばして、強行着陸したのは僅か数機だったと思いますが、もちろん直ぐに撃退、日本の兵士はすべて戦死です。


「一億特攻の魁となってくれ」

この台詞がこの無謀で成功の見込みのない作戦に最後まで反対していた大和が所属する艦隊の司令長官を、ついにうなづかせる決め手でした。要するに成功しようがしまいが、それは二の次なのですね。

大和がなぜ沖縄へ向かったかというと、沖縄周辺を埋め尽くす連合軍艦隊と刺し違えるためです。確かに、そこまでいければ何がしかの戦果は期待できたかもしれませんが、絶対にそこまでたどり着けないことは皆分かっていました。だから、そんな作戦など成功するはずがない。しかし、それでも大和は多くの「男たち」を道連れにして出撃しなければならかったのです。この言葉によって・・・。

さて、その映画。

ユーザーレビューを見るとなかなか興味深いですね。「反省が足りない」とかいう意見も少数ですがありましたよ。「戦争を美化している」とかね・・・。

利口なやつはたんと反省するがいい。私は馬鹿だから反省などしない。

今日はこれまで。


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