人気の投稿

2011年4月19日火曜日

東北・関東で大地震 番外編その9(絆)

「今年の漢字はもう『絆』で決まりだね」

と、女房が突然言いました。うん、まさしくその通りになると思います。

日曜日(17日)のニュースですが、長渕剛が、被災地とともに救援活動にあたる自衛隊の松島基地へ慰問したとか・・・。

テレビの映像でみると、なんとも感動的なミニライブでした。彼は立ち並ぶ自衛隊員に向かってこう言ってましたよ。

「皆さんの中に日本がある。皆さんは日本の誇りだ。そして僕自身の誇りでもある。」

正直、驚きました。今から41年前にもこんなようなことを言った人間がいたのをご存じですか?

われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されてゐるのを夢見た。

そう、三島由紀夫の檄文の一節です。この両者、言っていることはほぼ同じですね。三島の場合は、自らの観念の中に作り出した自衛隊への願望ではあるのでしょうが、長渕の場合は、観念の世界ではなく、実際に被災地で汗水流して献身する隊員の姿を見てのことです。

1,500人の隊員は、肩を組みながら「乾杯」を長渕とともに合唱し、中にはうっすらと涙ぐむ隊員の姿もありました。気持ちはわかります。傍からみる僕でさえうるうると来ましたからね・・・。

被災地へ炊き出しへいく著名人は多いですが、自衛隊へ慰問へ行くという長渕は実にエライ!もっと彼を見習って、どんどん行ってあげるべきでしょうね。原発処理に奮闘する人びとのところへも是非とも行ってほしい。健康被害におびえながらもほかの大多数のため、いや日本のために日夜奮闘する現場の人びとと、国やら東電やらのまずい対応は全く別のことですのでね。

今日はこれまで。


0 件のコメント:

コメントを投稿