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2011年4月17日日曜日

米軍へARIGATO

本日(17日)の読売新聞に、被災者が宮城の海岸でマツの木で「ARIGATO」の文字を作って米軍に感謝を表したという記事が出ていました。

仙台空港を復旧を支援した米空軍第353特殊部隊のロバート・トス司令が明らかにしたことです。

米軍は史上最大、空前絶後の支援作戦を発動し、規模を縮小したといはいえ、今なお自衛隊と共同で支援を行っています。とくに、当初のその作戦司令官は在日米軍トップであったのが、ほどなく格上げされ、太平洋艦隊の司令長官となったこと。米軍の本気度と、その支援規模の大きさがわかるとういうもの。福島原発では放射線事故の専門家集団である海兵隊の部隊も投入を控えているようです。

その司令が次のように話したらしい。

驚いたのは、自分たちも被災しながら日夜復旧の努める日本人の姿だった。ありがとうは日本の人々に言いたい。

しつこく繰り返すようですが、これなどほんとに「逝きし世の面影」で描かれたかつての日本の文明に驚いた外国人の言葉と同じです。

「東北」というのは、この国の歴史にとって特別な意味のある地域。そこで暮らす人びとが見せた、昔と変わらぬ姿を、その地域を「特別」なものにしてしまった「中央」とその「権力」の周縁に住む人びとは再現することができるのでしょうか。

今日はこれまで。





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