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2011年4月18日月曜日

東北・関東で大地震 番外編その8(募金26万円)

昨日(17日)の読売新聞の記事です。

西太平洋の島国・パプアニューギニアでは、貧しい山あい村落で東日本大震災への募金運動が拡大し、これまでに2,000人以上から義援金約8,000キナ(約26万円)が集まった。児童100人分の年間教育費に相当する額だ

同記事によると、同地に住む日本人がラジオで被災状況を伝えたことがきっかけで始まったという。地元の住民は数百世帯に1台しかないテレビで震災のニュースを見て、その惨状に心を痛めているといいます。

そして、

被災した子どもを預かりたい
水を届けたい

という支援の声が、件の日本人のもとへ殺到したと記事にありました。

いやはや、何とも微笑ましいというか、ありがたいというか、ちょっとその記事を読んだ心象を表現する言葉が見つかりません。本当に善意で「こどもを預かる」と口にしたのでしょうね。でも、想像するに、現地の暮らしは避難所で「電気」も「水道」も不通となった中で暮らす人びとよりも原始的なはず。それを考えると、「人間」という種はどこまで環境に慣れ、それに適応していくものなのかについて考えてしまいます。

文明人が当然として受けとめている生活様式、それがもろくも失われてしまったことへの、喪失感やらなにやらの感傷は、パプアニューギニアで暮らす人びとにとっては、「?」でしかないと思います。

いや、とにかく今回の事態は、日本一国のみならず世界中の人びとからも注視されている世界史的な出来事なのだということをあらためて実感しました。

今日はこれまで。

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