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2011年9月5日月曜日

アホくさ・・・

新しい内閣への支持率が歴代5位の65%なんだとか・・・。

よ~く考えて欲しいのは、昨年6月の菅直人内閣の支持率も64%あったということ。もっといえば、目の虚ろな人の支持率は75%もあったんですよ(出所;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110903-00000643-yom-pol)。

支持率なんかろくなもんじゃないとは散々書いてきましたが、もうそろそろそんなことを話題にするのはやめたらどうか。新聞もいい加減に気づけよ。世論調査とか、民の声とか、そんなものほどいい加減なものはないとね。

ネタ元の読売新聞によると、内閣発足時の支持率ランキングは、

1位:小泉内閣 87%
2位:鳩山内閣 72%
3位:細川内閣 72%

となっていますが、彼ら3人が一体何をしたのかよく考えてみたらいかがか。特に2位、3位の内閣など、害悪しか残さなかったではないか。

小泉内閣は、この国の経済の行方を巨視的に考えなければならないときに、「規制緩和」「郵政改革」と、極めてミクロなことのみに終始し、その間円安と相まって見かけ上の経済成長は成し遂げたが、それがほとんど賃金上昇に結びつかないという状況をつくりだした。あの内閣のおかげで「失われた10年」はもう「20年」になろうとしている。

鳩山内閣は、書くのも憚られる。

細川内閣は(唯一この内閣のみその発足時には僕も少しは期待したが)、何を成し遂げたのかさっぱり思い出せない。ただ、クリントン大統領と何かの協議か交渉が決裂したときに、「できないことはできないと拒否をする大人の関係」とかわけのわからんことをいって顰蹙をかったこと、国会での答弁で「先の戦争は侵略戦争で私自身、間違った戦争だったと思っている」と述べたこと。

大体、彼が総理を辞任したのも佐川急便からの政治献金にかかわることだったと思うが、どうもそれは単なる言い訳に過ぎなくて、彼は総理大臣に厭きたのだろうなあと、当時の僕は考えた。その後ほどなく政界から引退したので、彼が厭きたのは総理ではなく、政治だったことがわかった。


民の人気の高い政治家はこんなもんですよ。だから、少数意見の方が正しいんじゃないかと僕は思えてくるわけであって、多数の声が正しいだろうと仮定する民主主義なんぞ、今のところそれ以外に「良い」と思える政治システムがないから、しかたなく行っているのだ、くらいの気持ちしか持ち得ない。

しかしながら、世の中はそれを「価値」のように崇め奉る・・・。テレビに出演する政治家は口を開けば「民主主義なのだから、よく議論をして云々」というが、民主主義は話し合いで解決するわけではなく、多数決という「力」の行使で物事を決めていくのだから、そういう発言はおかしいだろうと思ってしまう。


いろいろ書きなぐりました。


今日はこれまで。


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