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2011年9月28日水曜日

カール・ユング曰く

公共の場でよく目にすることですが、聞き分けのない子供を注意するのはいいのだけど、必ず手を上げる親。見ているこちらが首をすくめてしまいます。

子供を叩く親は多いですね。

例えばクラスにいる乱暴者の子供などは、間違いなく親に叩かれることが日常茶飯事、親にされていることを自分のまわりにしているのだと思います。


健全な人間は人を虐げない
人を虐げるものは自らが虐げられたものである


とはカール・ユングの言葉ですが、犯罪を犯すような暴力的な人間がいかなる家庭環境で育ってきたか統計的にみれば、おそらくその人自身も暴力の被害者であったことでしょう。

昨今、この国で幼児虐待がかなりの頻度で新聞記事となります。これも、自ら虐げられたものが大人になって、自身がされたことをそのこどもにしているのでしょう・・・。

ということは、全部とはいいませんが、今虐待されている子供たち、いえ日常的に親に叩かれて育ったこどもが親になったとき、また同じことが繰り返されるようになるのでしょう。

想像すると恐ろしくなります。社会、い~え人間というものが抱える闇です。

今日はこれまで。

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