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2011年9月27日火曜日

弁護人

先月、8月16日に「百日紅」のことを書きましたが、我が家から見えるそれはもう僅かに花の残滓が残るのみとなっています。やはり「百日」は大げさで、実質50日前後かなと思います。

さて、ちょっと前から自分自身の思想的、いえそんな大げさなものではなくてこの国の過去への接し方みたいなものをワンフレーズで言えばどういうものかということを考えていました。先日「これだ!」というものに出会えたのですが、

「かつての帝国の弁護人」

だろうと思います。罵倒されているあの帝国の弁護人という視点こそが、僕が文章を書く基盤になっているのです。弁護人であれば必ずその背景を探り、その真意を探ろうとします。普通名詞ではなく、固有名詞で判断します。その視点は、おそらくずっと前から僕自身にあったものだろうと思うのです。簡単に言えば、「そんなに悪く言うな!」という思いですね。「現代の日本人がそんなにえらいのか!」という反発も強いと思います。

いずれ、そう遠くないうちに帝国で人格形成を為した人々はこの国からいなくなります。そうして、事実とは異なる嘘の歴史のみが世の中に流通していく・・・。そんなことへの僕の抵抗ですね。

今日はこれまで。

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