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2011年9月1日木曜日

思い出したこと その2

思い出したことを書つけます。

毎朝見る田んぼの稲は実りもたわわに、重そうにその頭を揺らしています。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

というのがありますね。何だかつくづくいい言葉だと思います。やはり、人間も何事に対しても謙虚でなければいけませんね。自分の立場を嵩にきて、弱い立場のものにぞんざいで横柄な態度をとってはなりません。


さて、稲穂を見て思い出しのが夏目漱石。

彼は稲穂を見て、その先に実っているものが毎日食す「米」だとは知らなかったらしいですね。彼の友人だった正岡子規が書いています。漱石の家は代々今の新宿区に住む名主であり、江戸っ子だったわけですが、ちょっと驚きですね。一方、愛媛は松山から来た子規は自分の田舎者であることを再認識したでしょうね。

子規の「仰臥漫録」は哀しいです。毎日の食事のことが克明に記されているのですが、そのことに克明にならざるを得なかった彼の不自由さが感じられるからです。

とりとめのないことを・・・。

今日はこれまで。



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