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2011年3月2日水曜日

かばん持ちかと思ったらたいこ持ちだった話

幇間(ほうかん、たいこ)は、宴席やお座敷などの酒席において主や客の機嫌をとり、自ら芸を見せ、さらに芸者舞妓を助けて場を盛り上げる男性の職業をいう。 




およそ30年に渡りくされ縁が続いている僕の先輩は、地元の青果市場の理事長。

先週末、あるイベントに出店したので野菜売りの手伝いをしました。 市場価格の半分程度のものも多く並んだため、物凄い混雑でした。

「安いモノに飛びつく」
「安くても文句を言う」

「消費者」というのは、なんて身勝手なんでしょう。


そこで、「自民党」というネームの入ったウインドブレーカーを着た若い人が、そのイベントで踊りを披露する地元のおばちゃんたちの買い物かごを持って、つまり買い物の手伝いをしていました。

「政治家のカバン持ちというのは、大変だなぁ」

と、つくづく思いました。

ところが話を聞いてみると、その若い人は政治家のカバン持ちなんかではなく、自身が4月の地方選に出馬する予定の人だというのです。僕は開いた口が塞がらなかった。

「カバン持ちかと思ったらたいこ持ちだった」というタイトルはこのことです。

お店の主人が、身勝手な客に媚びてモノを売るのとはわけが違う。そこまで有権者に媚びてどうすんだ?大方、「あなた達のために身を粉にして働きます」くらいのことしか言わないんだろう。ただそれだけでは、単なる意見の代弁者、いやご機嫌とりだ。

あほか・・・


選挙が近付くと、その理事長のもとへもいろいろとさまざまな方面から働きかけがあるらしいですが、その理事長曰く

「節操がない」

なのだそうです。「民主党」と名乗るだけでもう落選は決まったようなものというムードを感じ取った立候補予定者は、「民主党」でも「自民党」でもなく、「みんなの党」に鞍替えしてるらしい。何の主義主張も、自身の理想もなく、ただ単に「名誉」を求めているだけなんでしょうね。そんな議員には何の価値もないし、そういう議員を選ぶ有権者というものも何だかなぁという気持ちを持たざるを得ない・・・。

今日はこれまで。




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