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2011年3月10日木曜日

これが博愛・・・

アンジェリーナ・ジョリー。

ブラピの奥さんなんですよね。なぜこの人の写真を出しているかというと、先日テレビで彼女がアフガニスタンの難民キャンプを訪れ、そこの子供たちと過ごしたということをニュースで流していたからです。彼女は熱心に難民支援を行っているらしい・・・。

非常に立派なお人です。心底そう思います。日本人で外国の難民に対してこういう活動ができる人は、僕は寡聞にして知りません。黒柳徹子がそうかな。

海外の例でいえば、オードリ・ヘップバーンが有名でした。

よくわかりませんが、これがキリスト教的な博愛というものなのでしょうか?僕らと「ら」をいれて括ってしまいますが、日本人にはなかなか日本人以外に対して救いの手を具体に差し伸べるということができないのではないでしょうか。少なくとも僕は外国よりもまずは自国の困っている人々に救いの手を差し伸べるだろうと思います。

1549年(いごよく伝わるキリスト教)と習いましたが、イエズス会の宣教師が日本に来日したのはこの国の戦国時代でした。宣教師が命の危険を冒してまで世界各国へ布教に赴いたのは、「神の道を広める」という使命感でした。今でもモルモン教の若い伝道師をあちこちで見かけます。その心性は一緒でしょうね。ただ現在は命の危険がないだけで、達成しようとする彼らの目的は同じことです。

日本人は「世間」を非常に大切にします。その世間は、通常は非常に小さい範囲で、家族・親戚・友人・会社・商売相手等ですが、時として広がって「日本人」という世間にもなります。外国で飛行機事故やつい最近のNZでの地震の被害者でも「日本人被害者」「日本人行方不明者」と必ずニュースで扱われます。その時だけ僕らの世間は「日本人」という大きなものとなるのです。

しかし、それは決して「世界」やら「人類」やらには広がりませんし、ましてや「外国人」でさえ世間の一員とはなりません。少なくとも僕はそうです。

そう考えると、冒頭のセレブな彼女の行動は本当に理解不能なことなのです。「愛」が広がらぬ冷たい人間だからなのでしょうか?

今日はこれまで。

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