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2010年10月14日木曜日

救出作戦

 チリの鉱山。


閉じ込められた人々の救出が始まり、もうすぐ33人全員が救出されるとのこと。久々に明るいニュースです。69日ぶりに地上に出てきた人が家族と、特に幼い子供を抱きしめる映像は、うるうる来ますね。


 親思ふ心にまさる親心
 今日のおとずれ 何と聞くらん


吉田松陰が処刑を前に家族への手紙の中にあるもの。親になってこの気持が非常によくわかるようになりました。


親になって間もない頃、薦められて読んだのが「壬生義士伝」(浅田二郎)。これには号泣しました。


とはいえ、世の中には我が子を虐待して殺してしまうような親が頻繁に紙上や、テレビを賑わします。これは全く理解ができません。しかも、裁判での量刑は8年とか・・・。刑が軽いと思うのは僕だけではないでしょう。


夏目漱石の有名ではない小説に「鉱夫」だったかな、そういうのがあります。当時の鉱山内部の様子や、そこで働く人々の日常が語られているのですが、この事故の後に僕はそれを思い出しました。


救出された人々は地上に出た第一声が「チリ万歳」ですが、日本での同様のケースを想定した場合、「日本万歳」と人々は叫ぶのでしょうか・・・。そんなことを考えてしまいます。


今日はこれまで。



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