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2010年10月22日金曜日

当世名前事情

 娘(3年生)の通う小学校へ授業参観に言った時に、廊下に張り出されている硬筆を見て回りました。悪筆の僕が恥ずかしくなるくらいに上手な字を書いている子がいて驚きました。


 娘の学年は3クラスあります。驚くことにその3クラス中(人数でいえば50人強かな)、名前に○○子とつく女の子は娘を含めて僅か2名でした。


 で、どういう名前が女の子に付けられているかというと、クラブやキャバクラにいるような名前ばかり・・・。もう本名で夜の嬢になれます。


 名前の変化というのは、この国に前からあった事だとは思うので別にどうこういうつもりはないんですけどね。僕の祖母は「ノブ」「ハマ」という名前でしたが、その娘たちは「○○子」と名付けましたから、そのくらいの変化なのかも知れません。


 アメリカでは子供につける一番人気の名前が数十年、かわりがないんだそうです。たまに変わってもそれまでの3位が1位になるとか、2位が1位になるとかの変化らしいです。もともとが聖書に出てくる使徒の名前が多いというのが原因らしいです。


 それに比べて日本人の名前は見境がないですね。何でもあり。先日も小児科で「○○えれなさ~ん」と呼ばれた子供がいましたが、もうそのくらいは何でもないですね。そのうち、コードの逆転が起こって夜の嬢の名前が「うめ」とかなんとかになるかも知れませんね。


 森鴎外の娘は茉莉(まり)と杏奴(あんぬ)という名前でした。ふたりあわせると「まりあんぬ」となる・・・。
 
 今日はこれまで。

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