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2010年10月30日土曜日

短期的な課題(印度・核・集団的自衛権)

中国やめて印度へ行こう!


http://3and1-ryo.blogspot.com/2010/10/blog-post_23.html


の無責任な掛け声もあながち空想ではなくなって来るか?と期待しています。


 


 核不拡散条約という建前の世界では、世界の核保有国は国連常任理事国のみですが、実際はそれ以外にも確実なのがイスラエル、パキスタン、印度、怪しいのがイラン、そして北朝鮮と言われています。折角盛り上がって来たインドとの関係強化も、インドの核実験に対して日本からケチがつきそうで心配してます。インドはモラトリアムだと言っていますが、やるのなら、こっそりと誰にも知られずに行って下さい。


 そもそも、民主党政権の弱腰だけが叩かれてますが、ことその問題に対しては自民党も同じ穴のむじなと言わざるを得ません。世論なるものに阿りつづけてきたつけが今噴き出していると言ってもいいでしょう。


 「核兵器」の問題がその一つです。日本は米国の核の傘に守られているというのは周知の事実。ならば、他国が核を保有することにも、苦虫を噛んだような顔をして「しかたない」というのが本来の態度でしょう。それを「唯一の被爆国」だからという理由で、「核」に対して文句を言うのは通りませんね。仏人エマニュエル・トッド曰く「日本は唯一の被爆国として核兵器を持つ資格を持っている」なのですから、「核」について冷静に議論をしましょう。


 もうひとつは、集団的自衛権の問題です。これは「保有すれども行使せず」とかいうわけのわからん解釈を踏襲していますが、これはきちんと認めるべきでしょう。今なら国会の議決でそれが可能になるのではないですか。集団的自衛権なしでは世界のほとんどの国が安全保障を果たす事ができないのですから、日本も胸を張って普通の国になればいいのです。


 これは、直ちに解釈変更の政府見解を出した方がいい、というか出す事が急務だと思います。尖閣にも安保条約は発動されると米国は断言したのですから、共同防衛にあたってくれる番犬様、米国の艦船を日本が守れないというのはどう考えてもおかしいでしょう。仮にそんな事態になったら、日本は世界中から相手にされなくなるのは明らかですからね。


 党利党略を超えて、とりあえず集団的自衛権の問題だけは何とか、まとめてほしいと切に願います。




 今日はこれまで。


 
 



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