人気の投稿

2010年10月29日金曜日

在日中国人と蒋介石の訓話

 在日滞在中国人は、今在日朝鮮人の数を上回っています。それもここ10年間で2倍という驚異的な伸び率です。一体、彼らの在留資格はどうなっているのかが知りたい所ですが調べてはいません。銀座で働く中国人の夜の嬢から聞いた話ですが、中国人専用の求人、斡旋所があってそこを頼れば、まず夜の仕事にあぶれることはないと・・・。それと、それが少数派なのか、多数派なのかは判りませんが、日本人の男性と結婚しているケースもあります。そうやって、日本人の妻ならば、不法就労にはならないわけですから。ただし、これ偽装結婚です。そういう闇のマーケットがあり、それを仕切る組織があるのは明白です。


 在日朝鮮人にしても、中国人にしても母国で様々な情報を仕入れてから来日するのでしょう、彼らは固まって一つのところに住居を構えます。昨日、ネットで知った(ソース元は週刊新潮の記事)のですが、川口市では約1万人の団地居住者の中の3000人が中国人で占められている団地があるとのこと。そこで生活習慣、マナー等の様々なトラブルを日本人との間に起こしているようです。ゴミの出し方によるトラブルや、自宅のトイレで用を足すと水道代がもったいないとして、団地の共用スペースで用を足す中国人(!?)とのトラブル等。ちょっと考えられないですが。どうもそういうことがあるようです。




 さて、孫文の後を継ぎ中国国民党政府を率いた蒋介石は、若かりし頃日本の陸軍士官学校で学びました。候補生として勤務した先は新潟県高田の連隊だったと記憶してます。彼は日本人とそれが織りなす日本の文化、社会というものをきちんと理解した人物でした。


 抗日戦のさなかでしょうか、彼は連戦連敗の自らの率いる軍隊に向かって、


「日本人を見習え」


と訓示をしました。中国人には公共心というものがなく、道路でも建物の中でも平気で唾を吐く、手鼻をかむ、用をたす、ゴミを捨てる・・・。そういう振る舞いに我慢がならなかったのです。さらに彼はこうも言います。


「日本の家庭はどんなに裕福でも1日1回しか温かいご飯を食べない」


これには、説明を要します。その頃の中国の軍人は、国民党政府軍も八路軍(共産軍)も皆、鍋釜傘を背負っていた、およそ近代軍の兵士とはほど遠いいでたちでした。中国人は貧しくても「冷や飯」は食べないそうです。それを食べるのは牢屋に入る罪人だけのようですね。したがって、行軍中でも戦闘中でも必ず炊飯しなければならなかったそうです。蒋介石はそういう自国民と、かつて暮らした日本の社会と日本人を比べてみて、あまりにも情けない自国民に慨嘆したのです。


 団地の記事を読んだ時、このエピソードを思いだしました。中国人はちっとも変わっていないのですね。




 昭和19年、その頃の国民党政府軍は米国から武器貸与を受け、装備だけは日本軍を完全に上回っていました。中国のミャンマーとの国境に近い雲南省に垃孟(らもう)・騰越(とうえつ)という所があります。ここは、同年6月それぞれの日本軍守備隊を約20倍も上回る規模の中国軍に攻められますが、日本軍守備隊は補給も途絶した中でおよそ3か月も戦い続けて全滅してしまいます。これは、中国軍が初めて日本軍に勝った大規模戦闘だったと記憶してます。蒋介石も嬉しかったと思いますが、彼は次のように訓示します。


「諸君らの戦いに満足している。しかし、敵である日本軍守備隊の勇戦、敢闘こそ東洋民族の範とすべきである」




 連合国の一員として日本軍の無条件降伏を受け入れた蒋介石の国民党政府は、日本からの賠償金を受け取りませんでした。「怨みに報いるに徳を以てす」として。ただし、終戦間際には八路軍との仲が険悪になっており、来るべき内戦に備えて、日本軍の兵器・弾薬を相当数譲り受けることに成功したはずです。今なお中国に残り、日本政府がその処理におカネを出している「化学兵器遺棄問題」。これは果たして、本当に日本軍が遺棄したものなのか、それとも停戦交渉できちんと相手方に受け渡したものなのかの検証がされているのかどうかが疑問です。単なる想像ですが、僕は後者が圧倒的に多いと思います。後者ならば、遺棄の責任は日本にはありません。


 ちなみに、前述垃孟の守備隊長は、金光恵次郎少佐といって二等兵から叩きあげで将官になった人です。下士官の時に少尉候補生の試験を受けて合格し、陸軍士官学校へ入学した人物です。二等兵から経験した人が少佐にまでなったのは、帝国陸軍の歴史の中でも僅か数例(?)くらいだと思います。


 先日の、組織の「正統」と「異端」で考えれば、異端の極みといえるでしょうね。「異端」だったからこそ、あれだけ将兵が勇戦奮闘したのかも知れないと、勝手な想像をしてしまいます。


 今日はこれまで。


垃孟・騰越の戦いについては、Wikiに詳細が出てます。ご参考までに。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%89%E5%AD%9F%E3%83%BB%E9%A8%B0%E8%B6%8A%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84



0 件のコメント:

コメントを投稿