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2010年12月1日水曜日

今日から師走

師も走るほどの慌ただしさ・・・。「師走」とはよく名付けたものです。

1年はあっという間ですねぇ。別に忙しくも何ともないのに、時間は早く過ぎていくものだと発見しました。


先日、国会中継を見てました。あまり気分のよいものではありませんね。なんか弱い者いじめをしているような印象を受けてしまいました。答弁に立つ総理や官房長官をはじめとする各大臣は、支離滅裂で、質問の答えになっていないようなものが非常に目立ちましたし、それを声を荒げて追及する野党議員も、なんか品がないというか、自身は責任を負わない気楽な立場からの強圧的な、一方的な物言いが多かったですね。責められる総理に同情を禁じ得ませんでした。

「政治は賤業である」とは、誰の言葉でしたか忘れましたが、「政治」なんてものは常人には務まるものではないですね。あまり関わり持たない方が良いかと思います。政治というのは、とどのつまり相手を抹殺しなくてはならないもの。しかも厄介な事には、相手の言い分を、価値観を認めると受け入れるといいながら、実はまったく相手のことなど考えないのです。政治なんていうものはそういうものです。

前にも書きましたが、次の総選挙では民主党は大敗するでしょう。その後議席をかろうじて確保した議員にしても、もう二度と質問にたてないのではないかと心配してます。特に大臣経験者はね。だって、あまりにもひどい国の運営でしたからね・・・。

「政治改革」という言葉が流行った時期がありました。もう、熱病のように冒されていました、その言葉に。自民党から新党さきがけや新生党が分裂した頃ですね。大仰な言葉のくせに、その中身は単なる「選挙制度改革」でしか過ぎなかったのですよ。なんでも二大政党制を目指すのだとか・・・。その結末がこのありさまですからね。

その対象がなんであるにせよ、「熱狂」というのは人を、世を狂わせるもとです。僕はこう断言できると思います。

立ち止まる勇気こそが「思慮」のもと・・・。

今日はこれまで。

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